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つれづれなるままに引き出しを開けると、自分でも忘れていたものを思い出したり… ぴったりの処方箋が見つかったり…
落鳥・・・・・・文字通り、鳥が木の枝から落ちること、すなわち鳥の死を意味します。

先日ウチのセキセイインコが死にました。18歳になるところでしたので、すごく長生きしてくれたと思います。もしかしたら、ギネス級かもしれません。
昨年11月末のある日、朝いつも通り鳥カゴにかけてある布を取ると、止まり木のいつもの場所に姿が見えず、見るとカゴの隅のほうに落ちていました。仰天して、すぐ手にとりましたが、すでに意識もなく、体は冷たくなりかけており、私は覚悟しつつもとにかくひたすら手でマッサージを続けました。するとなんと羽がぴくっと動いて足をモゾモゾさせ、目を開き、息を吹き返したのです!
それでも予断を許さない状況です。とにかく保温して、体力を戻すためにも何か食べさせないといけないので、むき粟をお湯に浸してスプーンで口に運びました。はじめはお湯を少し飲むだけでしたが、徐々に粟玉を食べ始め、本当に奇跡的に回復しました。スプーンで素直に粟玉を食べる様子はまるでヒナのようでした。それからはなんとか低い止まり木にとまり、自分で大好きな皮つき粟の穂を食べられるまでになりましたが、きれいだった長い尾羽や風切り羽も抜け落ちて、ヒヨコのような姿になりました。私達は「赤ちゃん還りだ~」と言ったり、「名前をGrace(グレース、恩恵の意味)に変えないと」とか言ってました。(ウチでは死の淵から生還したペットはすべてGraceと呼んでいますw)
クリスマスまでもたないかと思っていたのに、年も越せ、この子の生命力には本当に驚きました。それでも徐々に徐々に弱っていって、鳴き声も日に日に小さくなり、一日のほとんどを寝て過ごすようになりました。足もほとんど動かず、それでも自己主張はしっかりと、最後までこちらの言うことに反応していたように思います。飼い主バカかもしれませんが、とても頭が良く、言葉の意味や、状況をとてもよく理解できるインコだったと思います。
わかっていても、家族として一緒に暮らしていた動物が死ぬことは、受け入れ難く、辛いものです。さっきまで温かかった体がみるみる冷たく、固くなってゆくのを感じることは、本当に悲しく、寂しいものです。この子の一生は幸せだったのかな、と考えるといろいろ後悔ばかりがよぎり、涙が止まらなくなります。
それでも私はこの子と出会えて、とても幸せな時間を過ごせたことは確信しています。
インちゃん、本当にありがとう・・・ゆっくりおやすみ。

インちゃん(セキセイインコ ルチノー種 オス)17歳  2013年 1月20日 永眠 


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生きものが大好きです。
物心ついたときから、生きものと一緒に暮らしていた気がします。ペットとしての生きもの(哺乳類、鳥、両生類)はもちろん、捕獲してきた魚や虫、その魚や虫が生んだ卵から孵った次世代、落ちていた鳥のヒナなど・・・
小学生の頃はとにかく生きものを捕まえることに情熱を燃やしていました。毎日のように外へ出て何かを捕まえて帰ってきました。飼育方法を一生懸命調べて、飼おうとしました。でも、野生の生きものは飼育は簡単ではありません。いろいろな失敗を重ね、目の前で消えてゆく命になすすべもなく、何度も辛い思いをしました。そして、野生の(自然の)生きものは飼育するものではない、ということを学びました。
生きものたちには本当に可哀想なことをしたと思います。自然の中で生きている命はとても強くて美しく、かけがえなく、いとおしく感じるようになりました。生きものをもっと知りたい、そして守りたいと強く思うようになりました。
とにかく図鑑を見ることが大好きでした。今でも大好きです。ただ眺めているだけで、すごく楽しいのです。ファーブル昆虫記や、シートン動物記が好きでした。小学校の図書室では戸川幸夫や椋鳩十の動物物語ばかり読んでいました。ドリトル先生に憧れました。
哺乳類はもちろん反応がわかりやすく、かわいいのですが、鳥類のかわいさも異常です。鳥ってなんて美しい生物なんだろうと思います。でも鳥の中で特に好きなのはスズメだったりします。爬虫類もユニークで、かわいいと思えます。魚類にも昆虫にも興味が尽きません。
では、苦手な生きものはないのか?考えてみると、興味はあるのですが、見た目がなぜか苦手というものがいます。それがクモの仲間とムカデやヤスデの仲間です。不思議なことに同じ節足動物でも昆虫は平気だし、ゴキブリなどもそれほど苦手ではありません。もちろん人間にとってはバイ菌をまきちらす害虫なので、見つけたら駆除しますが、ゴキブリだって人間より遥か昔から、もともとは森に住んでいたものが、文明の発達につれて人間と共生するようになり、あの生態と見た目から、極度に嫌われてしまったもので、少し可哀想な気もします。しかし、私もクモやゲジ、ムカデに出くわすと反射的にギョッとします。ヒヨケムシなど、写真を見ただけで倒れそうです。小さなものならまだ大丈夫ですが、「巨大~」とかいう写真を見た時は変な叫び声が出てしまいました。以前ヤスデが大発生し、山道で車がスリップしているいうニュースを見た時には想像しただけで軽い眩暈を覚えました。冷静に考えると、ただ見た目によってそこまで嫌われてしまう生物に同情を禁じえませんが・・・こればかりは理屈じゃなく、生理的なものです。人によって、例えば蛇が苦手とか、とにかく虫が苦手とか、犬が苦手とか、いろいろありますよね。そんな気持ちもわかりますし、生きものが苦手という人を非難するつもりも全くありません。
どちらかといえば家にこもっていることが好きなのですが、外へ出ると生きものを探してしまいます。虫を見つけると、そっと手に取って、見て、それからまた元の所に戻します。カエルやトカゲを見つけると嬉しくなります。鳩でもカラスでも、姿を見ると癒されます。今は家の周りに自然が少なく、さみしい思いをしていますが、いつか自分の家の庭にビオトープを作って、生きものを観察しながら暮らすのが夢です。
今ウチにいるのは、犬と鳥(インコ)、ウーパールーパーだけです。犬も鳥もすっかり老齢です。
とにかくさまざまな生きものと暮らした経験だけは豊富です。生きものによって私の人生が潤っていることは間違いありません。 生きもの万歳!




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