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つれづれなるままに引き出しを開けると、自分でも忘れていたものを思い出したり… ぴったりの処方箋が見つかったり…
眠れぬ夜に、宝物を取り出し、思考は万里を駆け巡る・・・

きっかけは本だったり、会話だったり、映画だったり様々ですが、ある言葉にとても心を惹かれることがあります。それが難解な、聞いたこともないようなものであればあるほど、気になっていろいろ調べてみたりします。調べてゆくうちにそこからまた世界がどんどん広がって、収拾がつかなくなり、時には眠れない夜を過ごすこともありますが、それが実は密かな楽しみの一つであるのです。
一通りは理解するのですが、しばらく経ってその意味をちゃんと説明できるかと言えば、それがまた難しく、いかに感覚的に理解している気になっているだけかがわかります。
思い立って、一度書き出してみることにしました。並べてみて、自分で可笑しくなってきました。
ほとんどが出来事の象徴や比喩の言葉です。物理や数学の定理もあります。哲学や宗教の用語もあります。そういえば昔からこういう難解な言葉に惹かれました。そう、いわゆる中二病を発症する年頃からです。それがずっと今でも続いているのです。
しかし、これらの言葉、時には創作の題材(ネタ)として、無限の可能性を秘めている秘密の言葉であることは疑いようもありません。まさに珠玉。そっと取り出しては独りニヤニヤ眺めている・・・私の宝物です。いつかはこれらをちゃんと説明できたり、生活に役立てる(?)時ががくるのでしょうか。いつか誰かとこれらの言葉について、てらいなく、熱く語れる機会はあるのでしょうか。

以下メモ

フェルミのパラドックス    オッカムのカミソリ    カルネアデスの板
ソロモンの指輪    メビウスの輪    シュレディンガーの猫    ロシュの限界
ロンギヌスの槍    パンドラの箱    ゼノンの矢    ルビンの壺
モホロビチッチの不連続面    ゴルディオンの結び目    マリーの部屋
アポロニウスの円    コンコルドの誤り    ハノイの塔    ミダスの手
リーヴィッヒの最小律    ケーニヒスベルグの橋    アリアドネの糸
オールトの雲    ガフの部屋    ヤコブの梯子    フーコーの振り子
カニッツァの三角形    パスカルの三角形    プロクルステスの寝台
パウリの排他律    カッシーニの間隙    クラインの壺    
ヘンペルのカラス    エラストテネスのふるい    ミネルヴァの梟
テセウスの船    ギュゲスの指輪    ディラックの海    バーナム効果
カルテジアン劇場   アラゴの円盤    ウジャトの目    ノイラートの船
ワルプルギスの夜    バリマックス回転    機械仕掛けの神
エウリュアロスの車輪    カルマン渦    ゴールドバッハの予想
トムソンのランプ    シュバルツシルト半径    無限の猿定理
小文字の他者    ラプラスの悪魔    中国語の部屋    不気味の谷
無知のヴェール    無知の知    ゲシュタルト崩壊    バルキスの定理
フギン(思考)とムニン(記憶)    アシモフのロボット三原則
ファティマのダムゲートコントロール    ヘラクレイトスの川
おじいさんの古い斧    砂山のパラドックス    ろばのパラドックス 
ルング・ワンダルング    梵天の塔    フェルマーの最終定理  


・・・今ざっと思いつくものだけ。これを書き出しながらまたゾクゾク、ワクワクしてきました(笑)。また思いついたら都度追加するかもしれません。 
眠れぬ夜もまた楽し。






      


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ひょんなことから、突然に思い出すものがあります。
世界の文豪童話シリーズ(研秀出版)全15巻もその一つで、確か小学生の頃から家の本棚にあり、好きで何度も読み返したものですが、その存在をもうずっと忘れていました。
ある時、ネット上で脳科学者の茂木さんが「エメリアンと太鼓」という童話の話をされていました。ふと、「あ、この話知ってる、確かあの本だ」と思い出し、探してみたのですが見つかりません。もしかしたら引っ越しの際に処分してしまったのかもしれない、でもシリーズで揃っていたあんな綺麗な本、何より子供の頃の思い出がいっぱいの本を処分するだろうか、そう思ってめぼしいところは全部探したのですが、結局見つからず、ひどくがっかりしました。
無いとなると、急に惜しくなるもので、記憶を頼りにネットで古本を探してみました。すると、見つかったことは見つかったのですが、もちろんシリーズ全集というわけにもいかず、バラバラで、本の状態も良くなく、しかも値段が一冊あたり2000円を越えていました。
このシリーズは世界のいわゆる文豪と呼ばれる作者の小説を、子供向けに短く、わかりやすく童話に編集したもので、絵本ではないのですが、挿絵も多く、それがまた美しく印象強いものでした。
あの綺麗なハードカバーの全集はもう二度と手元に戻ってくることはない、と落胆し、諦めて忘れかけていた時、それはなんと偶然にも意外な場所で見つけることができたのでした!
もう、嬉しいやら、懐かしいやら。「そうだよね、こんな良い本、捨てるはずないよね!」などと一人で狂喜乱舞しつつ、さっそく開いてみました。
長い間仕舞われていた本の匂い…そして、目に飛び込んできたのは色鮮やかな、覚えのある挿絵!
このシリーズはなんとあの川端康成が監修しているのです。「監修者のことば」の中に、「世界古今の大文学者が子供のために書いた作品は多く、またおとなのための作品で子供の読み物になるものは少なくない。(中略)尚、まったく新しい試みとして、各巻、子供向きのやさしい書き換えと共に原作の完訳を加えた。」とあります。この本の特徴として、子供向けの話と、大人向けの原作の両方が載っているという画期的なことがあります。また、作者の詳しい紹介や、「こんなところに焦点を」「おおいに話し合って」などという「読書のポイント」が各物語の終わりに記されています。
なんという教科書的配慮!そしてなんという充実内容!

あまりに素晴らしいコンテンツなので、以下に各巻の紹介をしておきます。

第一巻  まほうつかいのでし (原作:魔法使いの弟子)
      ネズミがり  (ネズミ狩る男) 
      あるくかね  (歩く鐘) 
      イエスさまとサクランボ  (伝説)             以上ゲーテ
      アカシャコ  (アカシャコのおののき)
      コルニーユじいさんのひみつ (コルニーユ親方の秘密)  
      金ののうみそ  (金の脳みそを持った男)        以上ドーテ
      海におちたピアノ (海に落ちたピアノ)          ストリンドベリ


第二巻  ばかのイワヌシカ  (タカのうた)             ゴーリキー
       バラとそよかぜ   (花が話し合ったこと)        G・サンド
       ヒツジかいのふしぎなゆめ(小さな羊飼いの幸せな夢)   
       白いオオカミ   (白いオオカミ)           以上ベヒシュタイン

第三巻  わがままな大男  (わがままな大男)          ワイルド
       わんぱく犬ビリー (ビリー)                シートン
       七色の花     (七色の花)               カターエフ

第四巻  あくまとパンきれのしかえし (小悪魔がパンきれの償いをした話)
       エメリヤンとからだいこ (エメリヤンと空太鼓)     以上トルストイ
       動物ものがたり     (ルター寓話集)         ルター
       ふしぎなふえの音    (三つの贈り物)         カプアーナ 
 
第五巻  金のニワトリ  (金のニワトリの物語)          プーシキン
       三つのものがたり (ラ・フォンテーヌ)         ラ・フォンテーヌ
       ふえふきクヌート (笛吹きクヌート)           トベリウス 

第六巻  まほうの魚のほね  (ピアブロサムのカラス)     ディケンズ 
       こじきになったとの様 (驕人アゲイの話)       ガルシン
       ゼークリンゲンのとこやのでし(ゼークリンゲンの床屋の見習い)  
       どろぼう名人  (泥棒名人)               以上ヘーベル
 
第七巻  クマの子ハンス  (小さなヘーベルマン)       シュトルム
       リスのぼうけん  (満足しないリス)          ハドスン
       だれにもいわない (夢のお告げ)           アファナシエフ

第八巻  おでこの白い犬  (おでこの白い犬)         チェーホフ
       つぼにはいったおひめさま (壺に入った姫)     キプリング
       ミルテひめ  (ミルテ姫の物語)            ブレンターノ

第九巻  なんでも金にする力  (触るものを金にする力)    ホーソン
       ギターひきのケリブ  (アシク・ケリブ)         レールモントフ
       まほうのゆびわ   (魔法の指輪)            レアンダー

第十巻  赤いしゅうちょうの身のしろ金 (赤い酋長の身代金)   O・ヘンリー
       コウノトリになった王様  (コウノトリになった王様)   ハウフ
       母うずら     (母ウズラ)                ツルゲーネフ

第十一巻 エスキモー少年のひみつ  (エスキモー少年の秘密)
       サンフランシスコ湾のぼうけん(サンフランシスコ湾の冒険) ロンドン
       ルビーのなかのおひめさま (ルビー)            ヘッベル
       きょくげいしバルナベ  (聖母の曲芸師)         A・フランス

第十二巻 まほうの店  (魔法の店)                 ウェルズ
       大うずまき  (大渦巻きへの下降)           ポー
       イエス様の庭に行った少年 (召された少年)     ドストエフスキー 

第十三巻 ネコのおしろ   (ネコのお城)             デ・ラ・メア
       とぶ島への航海  (飛ぶ島への航海)         スウィフト
       アフリカのさばくで (アフリカの砂漠で)        スウェンソン

第十四巻 ウサギ王子   (ウサギ王子)                ミルン 
       やくそくを守ったインディアン(約束を守ったインディアン) オルコット
       子馬   (子馬)                       ショーロホフ

第十五巻 ブタかいの王子  (ブタ飼いの王子)         バーネット
       木馬      (木馬)                  フィリップ 
       勇ましいりゅうき兵 (勇敢な竜騎兵)         アーヴィング
       あたたかいパン  (あたたかいパン)        パウストフスキー


どの物語も、読むと子供の頃初めて読んだ時の気持ちが鮮やかに蘇ってきます。子供時代、大好きだった本はまるでそれ自体がタイムマシンのようです。


 
   



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